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Posted by あしたさぬき.JP at

2017年10月16日

「あん」を通して見える社会

映画「あん」といのを観た。



ドラマ自体らしくない、ストーリーの運びに、興味があった。

すべての人に生まれてきた理由がある・・・というのが、
主題のように、ほんの帯にあったようですが。

人は、苦労しないと、人の苦しみとか、痛みとか、
そうした、人として生きていくための必須・ビタミンは、
身につかないようです。

人の役に立つっているということが、
何よりの喜びとなっている。

自分の存在とは、そうした身近なところから、
確実にあるようです。


高い理想を掲げるのを批判することではなくて、

同じく、社会的弱者であっても、必要とされる社会出会って欲しいという祈り
にもにた、感情が溢れてきた。


こうした、差別による感情は、ただ、言葉で説明するよりも、
映画というものを通して、訴えたほうが、よりリアルに、人の心をうつものなのかもしれない。




  


Posted by sinamahime at 15:43気になる映画

2016年04月24日

思考すること、考えることの大切さを「ハンナ・アーレント」から学んだ

ハンナ・アーレントという人がアイヒマンを取り扱った映画ですが、
考えさせられました。・・・ね。

悪の凡庸さ・・というちょっと難しい表現に、自分でも考えてみました。

あのナチスドイツのやった残虐の行為の実践者は、
とてつもなく悪の権現ではなくて、単なる小心者で、ただただ、上の命令に
従順に従っただけ・・・ということ。

そのことを、裁判の記録から、導き出した結論として、
ハンナ・アーレントという女性が、本を出版したこと。

未だに、賛否両論があるようですが、
少なくとも、この映画の最後の8分間の彼女の演説は、
必見でしょう。

人が人として足りえるのは、自分で考えることを止めないことである。

このことは、とっても、何か、今の、現代の、いえ、
これからも人類にも、とっても大切な、メーッセージのように思えるんです。

画一的にで、イエスかノーかを即物的に、答えを求める風潮が強くなった
今の、ネット社会にも、大いに、考えて欲しいものではないかと思うんです。

アーレントの言う、「思考すること、考えること」というのは、
「ものごとの表面に心を奪われないで、立ち止まり、考え始める」ことです。

成熟社会といは、考える事を止めるのではなくて、
人として、考えることを止めないということ。

そいう意味では、スマホ社会のとっても表面的なやりとりに、
なにか、違和感を覚える一人です。





  


Posted by sinamahime at 17:02Comments(0)気になる映画